カウンセラーの集客に必要な「ブログ記事の書き方」とは?

今回は、カウンセラーの集客において重要な「ブログ記事の書き方」について解説します。
結論から言うと、自分メディアを作る上で最も重要なのはブログでの発信です。

その理由を詳しく説明していきます。

前回は、カウンセラーの集客に必要な「自分メディアの作り方」についてお伝えしました。
あなた独自の主張や価値観を明確にし、発信内容の方向性を定めていく方法を解説しましたね。

具体的には、次の4つを確認しました。

  1. 自分の能力やスキルの棚卸し
  2. ライバルとの差別化とポジショニングの確立
  3. 顧客の悩みやニーズの把握
  4. あなた独自の主張や価値観の明確化

これらが整ったら、次に考えるべきは、ブログを通じて見込み客にどのように情報を発信するかです。

SNSなどで情報発信をしていない方にとって、ブログを書くことはハードルが高く感じられるかもしれません。
しかし、カウンセラーとして自営業で集客するには、文章での発信が必須です。
これを機会に、ぜひ挑戦してみてください。

私たちリジェネ(モラハラ解決相談所)も、開業当初は文章を書くのが得意ではありませんでした。
特に私は発達障害の特性から、「思いを言語化する」こと自体が苦手でした。
何を書けばいいのか分からず、構成も決まらず、パソコンの前で手が止まることが何度もありました。

しかし、カウンセラーの目的は「上手な文章を書くこと」ではありません。
私たちはブロガーでもアフィリエイターでもなく、見込み客に自分の解決法を伝え、「この人なら私の問題を解決できるかも」と思ってもらうことがゴールです。
重要なのは、見込み客に伝わる文章であって、完璧に洗練された文章ではないのです。

文章を書くのが苦手でも大丈夫です。

文章には「型」があり、それを使えば誰でも書けるようになります。
最初は1記事書くのに時間がかかるかもしれません。

私も最初は1記事に数か月悩み、何度も挫折しました。

ですが、30記事ほど書くと慣れてきます。

今では、早ければ1日、平均3日で1記事を書けるようになりました。
文章作成が苦手な人でも必ず上達します。私ができたので、あなたもきっと大丈夫です!

今回の記事では、以下のポイントについて解説します。

  • ブログ記事に書くべき内容

少し長めの内容になりますが、あなたのビジネスに役立つ情報が詰まっています。

ぜひ最後までお読みください。

この記事はこんな方におすすめです

  • 起業に向けて準備中の方
  • カウンセラーの集客について知りたい方
  • ブログの書き方が知りたい方

もくじ

  1. リジェネ(モラハラ解決相談所)の顧客が無料相談に申し込むまでの流れ
  2. カウンセラーのブログに書く内容とは
  3. 見込み客の悩みやニーズを理解する方法
  4. ブログタイトルを考えてみよう
  5. ブログタイトルなどが思いつかない場合
  6. まとめ

リジェネ(モラハラ解決相談所)の顧客が無料相談に申し込むまでの流れ

まず、ブログに書く内容を説明する前に、実例がある方がイメージしやすいと思うので我々、リジェネの集客の流れを説明させてください。

夫からのモラハラに悩んでいる被害者妻のケース
夫からのモラハラに対して、自分一人であれば何とか我慢していた
夫の機嫌が悪い時に子どもに対しても暴言を吐くようになり、子どもへの悪影響を考えるようになった
その結果、離婚した方が良いのか、とりあえず別居した方が良いのかと悩むようになった
耐え難い痛みを感じて「検索する」
インターネットで「モラハラ 離婚するには」や「モラハラ夫 不機嫌 対処法」などのキーワードで検索
我々リジェネの記事や弁護士などのサイトが検索結果の1ページ目に表示された
その中で、リジェネの「モラハラ夫を黙らせる方法」「不機嫌な夫への対処法」「モラハラで別居をする失敗と成功」などの記事を読む
「強い共感」は次の記事も読みたいと思わせる
それらの記事を読んで対処法などに共感できた場合、さらに別の記事も読む
例えば、「モラハラ夫には発達障害が多い」という記事を読んだり、チェックリストを試した結果「うちの夫はASDかもしれない」と気づく
また、自分の体調不良について調べる中で「カサンドラ症候群(抑うつ状態)かもしれない」との理解を深め、モラハラについての知識を得ながら、自分の置かれた状況を整理していくことになる
ゴールを決めて導線を引く
「この人たちは自分たちでモラハラを解決した経験があるから、信頼できそうだ」と感じていただき「無料相談もあるし、一度相談してみよう」と思い、ブログ記事の下部にある公式LINEで友達登録を行い、無料相談の予約に至る流れ

この無料相談では、顧客の現状の問題を把握し、我々のサービスで支援が可能かどうかを見極めることが目的
そして、支援が可能であれば、本講座の内容をご提案し、顧客が納得した場合に受講へと繋げる
信用できる人であれ
さいごに、このブログを書いている人がどんな人物なのか興味を持ち、リジェネのプロフィール欄を確認する
そこでは、我々の写真、これまでの経歴、メディア掲載の実績などを目にし、親近感を持っていただけるように、なるべく堅くない印象にしつつ真面目に真摯に仕事をしてることはアピールしています

我々のサービス展開としては、いきなり本講座を購入していただくのを目的とはしていません。

まずはブログ記事やメディアに掲載された記事などを読んで信頼を築いた上で、初回の無料相談に繋げます。

ここで、無料相談を導入する意図としては

  • お互いに合うかを判断できる
  • 面談回数を節約できる
  • 大きなクレームに繋がらないように事前告知ができる
  • メニューや規約等の認知の擦り合わせができる
  • 受講しなくてもファンにはなってもらえる

リジェネでは1回50分のカウンセリングを5,500円で受けています。

無料相談をするだけで、解決してしまって受講しない方も多くいます(これは商売下手です)が、ここで5,000円欲しさに欲をかくことをしないのが、我々の方針です。

なぜならば、カウンセリングという仕事はいくら素晴らしい技術があろうとも誰かにおすすめしにくいものです。

まして、自身のモラハラ体験について併せて話さねばならないというのは、通常の感覚からすると非常にハードルの高いものになります。

ですので、困ったときに遠慮なく相談できる場所であるというイメージと口コミは5000円を払っても価値のあるものであると私たちは考えています。

実際にグーグルやMeta(Facebookなどの会社)で、広告をしようと考えるともっと大きな数字が出ていきますし、そこまでの信用は得られません。

このように、ブログ記事は我々と顧客を繋ぐ上で、非常に重要な役割を担っています。

カウンセラーのブログに書く内容とは

先ほどの「リジェネの顧客が無料相談に至るまでの流れ」でイメージはある程度掴めたのではないでしょうか。

我々カウンセラーは、形がある商品を扱っているのではなく、無形のサービスを提供しています。

また、日本ではカウンセリングを受けることがまだまだ一般化されておらず、風邪をひいたら病院を受診するという自然な流れとは異なります。

カウンセリングを受けるという行為自体のハードルは、あなたが思うより遥かに高いのです。

ちなみに、あなたの周りで、病院以外の場所でカウンセリングを受けた人はいるでしょうか?

おそらく、ほとんどいないのではないでしょうか。

それほどまでに、カウンセリングに対する信頼度は、病院と比べて遥かに低いのが現状です。このことを再認識しておく必要があります。

では、カウンセラーとしての信頼をどこで得るのか。
それは ブログ記事で、顧客が抱えている悩みや問題を解決する方法や解決策を書くこと、この一点に尽きます。

顧客が抱える問題への解決法をブログで数多く提供することで、顧客は「この人なら信頼できそう」「私の問題を解決してくれるかもしれない」「一度相談してみようかな」とようやく思ってくれるのです。

ここで少し想像してみてください。
あなたが夫婦問題などで悩み、検索で見つけたブログを読んだとします。

ところが、そのブログの内容が「日記のような内容」で問題解決に全く役立たなかったり「カウンセリングは素晴らしい」という独りよがりな主張ばかりだったり、あるいは「共感だけで解決法が書かれていない」記事だったとしたらどうでしょうか?

私もたまにYahoo!のタイトルに釣られてコラムを読み、がっかりした経験がありますが、信用できないリストにカテゴライズしてしまいます。

せっかく期待して最後まで読んだのに「時間を返してほしい」「もう二度とこの人の記事は読まない」と感じ、非常にイライラするのではないでしょうか。

一度失った信頼を取り戻すのは容易ではありません。
だからこそ、我々自営業のカウンセラーがブログに書くべき内容はただ一つ。

顧客のニーズを満たすこと、これに尽きるのです。

信用はお金では買えません。自分自身を磨いて真摯に仕事をすることでしか高められません。

この点をぜひご理解いただければと思います。

見込み客の悩みやニーズを理解する方法

以前に「カウンセラーの集客に必要なペルソナの作り方とは」というブログで、理想的な顧客像を具体的にイメージし、その顧客が抱えている悩みやニーズを考える重要性についてお伝えしました。

ここでいう「ペルソナ」とは、あなたの見込み客となる顧客像のことを指します。

このペルソナが抱える悩みや、それを解決する方法こそが、ブログや情報発信のコンテンツとなるのです。

前回のブログでは、不登校の子どもを持つ母親や再婚希望の母親、またリジェネ(モラハラ解決専門)のペルソナについて、それぞれがどのような情報を求め、どんなキーワードで検索するかを具体的に想像しました。

今回は、それらを基に見込み客のニーズを再確認してみたいと思います。

ちなみにキーワードは、顧客の悩みや願望を言葉にしたものです。

また、ペルソナが「何を知りたいのか」をイメージしながら考えることが重要です。

不登校の子どもを持つ母親の場合

「不登校 原因」
子どもが学校に行かなくなった理由を知りたい

「不登校 子ども 接し方」
子どもとの適切な接し方を探している

「不登校 子ども 特徴」
不登校の子どもに共通する特徴を知りたい

「不登校 勉強遅れ」
学習の遅れを取り戻す方法に関心がある

「不登校 学校に行かせるには」
子どもを学校に復帰させる方法を模索している

「不登校 発達障害」
発達障害との関連性を疑っている

再婚での婚活を希望する母親の場合

「再婚 婚活 シングルマザー」
子どもを抱える中で再婚するための婚活方法を探している

「再婚 婚活 子連れ」
子連れ再婚の具体的な方法やコツを知りたい

「ステップファミリー 再婚」
再婚後の家族のあり方について学びたい

「子連れ 再婚 成功するには」
再婚を成功させるための実践的なアドバイスを探している

「再婚 40代 婚活」
40代以降の再婚に関する情報が欲しい

リジェネ(モラハラ解決)の対象者の場合

「モラハラ夫 対処法」
モラハラを受けた時の具体的な対処法を知りたい

「モラハラ夫 変わるのか」
配偶者が変わる可能性について調べている

「モラハラ夫 発達障害」
モラハラと発達障害の関連性について情報を探している

「モラハラ夫 怒鳴る」
怒鳴る配偶者への対応策を知りたい

「モラハラ夫 別居」
別居する方法やその後の対策について検索している

「モラハラ夫 復讐したい」
感情的な衝動に駆られた際に検索するキーワード

「モラ夫 離婚するには」
離婚の進め方や準備について調べている

「モラハラ妻 特徴」
モラハラ行動をする妻の傾向を知りたい

多くの人が悩みを検索する際には、「不登校」のような単一キーワードではなく、「不登校 原因」「不登校 親の対応」といった複数のキーワードを組み合わせて検索します。

このような検索語を「複合キーワード」と呼びます。

複合キーワードを意識することで、顧客が本当に求めている情報を的確に届けることが可能です。

世間の人がどのような複合キーワードで検索しているのかを調べるには、ラッコキーワードがおすすめです。

無料版でも十分利用できますが、メールアドレスを登録すると検索制限が緩和され、より多くの情報にアクセスできます。

ブログタイトルを考えてみよう

前回の「カウンセラーの集客に必要なペルソナの作り方とは」の内容と重複しますが、先ほど挙げた複合キーワードを基に、実際にブログのタイトルを考えてみましょう。

タイトル作成のポイント

  1. 専門用語を避け、読者が一目で内容を理解できるようにすること
  2. 「この記事を読めば悩みが解決しそう!」と思わせる具体性を持たせること

これらを意識して、読者の興味を引きつけるタイトルを工夫しましょう!

ブログタイトル案

不登校のキーワードを使ったタイトル例

キーワード:「不登校 原因」
タイトル:「子どもが不登校になる原因とは?親が気をつけるべきサイン」

キーワード:「不登校 子ども 接し方」
タイトル:「不登校の子どもにどう接すればいい?親ができるサポート法」

キーワード:「不登校 学校に行かせるには」
タイトル:「学校に行きたがらない子どもをサポートする具体的な方法」


再婚での婚活のキーワードを使ったタイトル例

キーワード:「再婚 婚活 シングルマザー」
タイトル:「シングルマザーが再婚を成功させるための婚活ポイント」

キーワード:「再婚 婚活 子連れ」
タイトル:「子連れ再婚を目指すあなたに!婚活を成功させる秘訣」

キーワード:「ステップファミリー 再婚」
タイトル:「再婚後にうまくいくステップファミリーの作り方」


モラハラ解決のキーワードを使ったタイトル例

キーワード:「モラハラ夫 対処法」
タイトル:「モラハラ夫への具体的な対処法と自分を守るコツ」

キーワード:「モラハラ夫 変わるのか」
タイトル:「モラハラ夫は変われるのか?変化を引き出すためのポイント」

キーワード:「モラハラ夫 怒鳴る」
タイトル:「モラハラ夫が怒鳴る時の冷静な対処法とは」

キーワード:「モラ夫 離婚するには」
タイトル:「モラハラ夫と離婚したい!スムーズに進めるための手順」

キーワード:「モラハラ妻 特徴」
タイトル:「モラハラをする妻の特徴と対処法」

読者の興味を引きつつ、問題解決のヒントが得られるようなタイトルを意識しましょう。

ブログタイトルなどが思いつかない場合

これまでの流れで、複合キーワードのリサーチ方法として「ラッコキーワード」の利用や、具体的なブログタイトルの事例をお伝えしました。

しかし、それでもご自身の見込み客に合った複合キーワードやブログタイトルが思い浮かばない場合は、チャットGPTの活用をおすすめします。

チャットGPTは、スマホアプリでも利用可能で、GoogleやMicrosoftのアカウント、またはメールアドレスがあれば簡単に始められます。
例えば、毒親育ち専門のカウンセラーなら、以下のように質問することで、キーワードやタイトルの案を得ることができます。

チャットGPTへの質問の事例

  • 「毒親育ち専門のブログを書こうと思うが、ブログタイトルに必要なキーワードを教えて」
  • 「毒親育ち専門のブログに必要なブログタイトルを教えて」

ただし、チャットGPTにすべてを任せるのは注意が必要です。

チャットGPTの注意点

  • 提案された情報の中に、あなたの見込み客には関係のないものが含まれている場合がある
  • 出力される文章が機械的で、オリジナリティに欠ける

そのため、チャットGPTは補助的なツールとして活用し、あくまで主導権はあなた自身が握ることが大切です。

顧客ニーズを常に想像し、必要なキーワードやタイトルを見極めるスキルを磨くことで、より効果的なブログ運営が可能になります。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?

今回は、ブログ記事に書く内容、見込み客のニーズを理解する、そしてそれを元にしたブログタイトルの作り方について、リジェネの実例も交えながらお伝えしました。
これらがあなたの集客活動やコンテンツ作成の参考になれば幸いです。

次回は「カウンセラーのブログに欠かせない「プロット(目次)の作り方」について解説していきます。

どうぞお楽しみに!

もし少しでも疑問や不安を感じた場合は、ぜひ私たちにご相談ください。
あなたのビジネスが一日でも早く軌道に乗るように、リジェネが全力でサポートさせていただきます。
些細なことでも構いませんので、一人で抱え込まずに気軽にご連絡くださいね。

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