起業初心者のカウンセラーはブルーオーシャンを狙うべきでない理由

集客において「他社がやっていない未開拓の市場を狙え」というのが世間の通説です。

ブルーオーシャンとは、まだ競合がいない未開拓の市場のこと。

レッドオーシャンとは、ライバルがひしめき合う競争の激しい市場のことです。

結論から言うと、起業初心者のカウンセラーがブルーオーシャンを狙うのはおすすめしません。

一から新しい市場を見つけるのは現実的に無理がありますし、誰もやっていない市場は、お客さんがおらず収益が出ないから誰もしていないだけという可能性が高いからです。

私たちモラハラ解決専門のリジェネも、最初から今のポジションでうまくいったわけではなく、ワンコイン相談や婚活カウンセラーなど多くの失敗を経験してきました。

この記事では、リジェネの失敗談も交えながら、起業初心者のカウンセラーが本当に狙うべき市場と、レッドオーシャンで生き残るための集客戦略について解説します。

もくじ

  1. プロフィールの作成とターゲットの選定
  2. リジェネの失敗体験とポジショニング
  3. レッドオーシャンで勝つためのライバル調査
  4. ブルーオーシャンと間違った独自性の落とし穴
  5. まとめ

プロフィールの作成とターゲットの選定

まず、カウンセラーであればプロフィールを作成します。

実績や経験がある場合はそれを元に、ない場合は所有資格やこれまでの人生経験を元に作ります。

詳しくは「開業カウンセラーのプロフィールの作り方」を参照してください。

次に、世の中の悩みを理解し、ターゲットを選定します。

基準は、お金を払ってまで解決したい悩みかどうかです。

愚痴、自分探し、自分軸の構築などは、言葉が抽象的すぎてそもそも検索されることがまずなく、ニーズが少ないためお金にはなりにくい。

一方で、DV、子どもの発達障害、離婚、うつ病、パニック障害、トラウマ、ギャンブル依存症などは、お金を払ってでも解決したい具体的な悩みです。

詳しくは「開業カウンセラーが知っておくべき悩みの選び方」を参照してください。

リジェネの失敗体験とポジショニング

プロフィールやターゲットが決まったら独自サービスを作り、どこの市場を狙うのかというポジショニングの選定に入ります。

ここでブルーオーシャンかレッドオーシャンかという問題に突き当たります。

私たちリジェネが、どのようなプロセスで現在のポジションに落ち着いたかをお話しします。

2010年に立ち上げたNPO法人が潰れた後、卒業生と2人で30分500円のワンコインカウンセリング事業を始めました。

「あなたのお悩みを何でも聴きます」という聴かせて屋という屋号でしたが、事務所も持たずフリマや会議室でしかやっていなかったので、お客さんは当然来ませんでした。

ここで集客の大切さを痛感し、40万円払って集客講座に通いました。

コンサルタントに提案されたのは、ニーズがあるという理由で婚活カウンセラー。

しかし、私たちは恋愛結婚で婚活の経験がなく、お客様の気持ちがわからないためすぐに頓挫しました。

次に夫婦問題のカウンセラーを試しましたが、ライバルが多すぎてほとんど集客できませんでした。

このままでは不味いと思い、自分たちの経験を棚卸しした結果、2015年の当時はまだ珍しかったモラハラ解決専門のカウンセラーに絞り込みました。

レッドオーシャンから少しブルーオーシャン寄りに絞った形です。

2026年現在、モラハラ解決の分野も競合が増えていますが、私たちは10年以上続けています。

レッドオーシャンであっても、独自性があれば十分に生き残れるからです。

レッドオーシャンで勝つためのライバル調査

詳しくは「起業初心者がライバル調査をすべき理由」でも述べていますが、ライバルを分析し、ライバルにない部分を独自サービスや差別化としてアピールすることが重要です。

リジェネの場合、ライバルとの比較は以下の通りです。

  • ライバルA:Xとインスタのみでフォロワーが1万人、出版もしている
  • ライバルB:加害者の自助グループをメインにしており、それでメディアに取り上げられている、出版もしている
  • ライバルC:YouTubeをメインに集客している

これらはリジェネにはない部分であり、良いと思う部分は素直に取り入れれば良いと考えています。

一方で、リジェネにはライバルがしていない部分もあります。

集客はブログ発信がメインで、被害者・加害者体質改善講座、夫婦問題の再構築講座を持っている。

夫婦でモラハラの問題を解決した事例として、メディア露出は私たちが一番多い。

ライバルのセミナーや自助グループは個別対応ではありませんが、リジェネは個別での問題解決がメインで、3から6ヶ月の支援期間を設けている。

再構築だけでなく、離婚時や裁判になった時の対処法も支援している。

そしてLINEでの24時間サポート。

これを行っているライバルはおそらくいません。

このように、ライバルと比較することで自分のサービスの独自性が見えてきます。

ブルーオーシャンと間違った独自性の落とし穴

ブルーオーシャンを狙うのは、先駆者としての特別感に浸れるため、かっこよく見えるかもしれません。

しかし、その思想が落とし穴です。

大体のビジネスはすでに先人や大企業が試しています。

誰もやっていない市場は、収益が出なかったから撤退しただけである可能性が高い。

運よくスキマ産業的なポジションにたどり着いたとしても、その新しいサービスを世間に認知してもらうには相当な時間がかかります。

私たちもモラハラ解決という認知が広まるまでに数年を要しました。

「開業カウンセラーのプロフィール・肩書きの作り方」でも述べていますが、独自性を追求しすぎて造語や専門用語を使ったポジショニングを作るのは絶対にやめてください。

それはブルーオーシャンではなく、魚が一匹もいない海です。

以下に、プロフィールや肩書きに含めるべきではないNG事例を挙げます。

顧客やサービスに関係のない資格の羅列

普通自動車免許、クレーン運転士、危険物乙4種、ボイラー整備士、CAD利用技術者など

自分語りはしない

過去の栄光、受賞歴、思い出、恋愛歴、詳細な生い立ちなど

一般の人々にとっては自己満足に過ぎず、芸能人でもない限り、興味を持たれることは少ないです。

自己中心的な印象を与え、モラハラ加害者と同じナルシストのように映る可能性があります。

造語を使う

造語

  • 心の花
  • 四次元カウンセリング
  • 夢咲案内人
  • 魂覚醒カウンセラー
  • 審美眼覚醒
  • 自分軸ライフナビゲーター
  • 令和の坂本龍馬
  • 呪い代行人
  • スピリチュアルライトワーカー
  • セルフラブ
  • 引き寄せ女神ヒーリング
  • 不動産大将軍
  • 半農半
  • 予祝など

当て字

  • 円→縁
  • 気合い→氣愛、喜愛
  • 教科書→強化書
  • 転職→天職
  • 出会い→出愛
  • 仕事→志事
  • 起業→輝業
  • 自分自身→自分自神
  • 成功→成幸
  • 健康→健幸
  • ありがとうございます→ありがとう後財増す

上記の単語を「聞きなれないものではない」と認知している場合は、お住いの海域が違うという事でUターンしていただければと思います。

話を戻しますが、聞き慣れない言葉や造語は、そもそも検索されません。

悩んでいる人がネット検索してヒットされなければ、ネットの海で有象無象と化すだけです。

顧客からは誤字だと思われたり、知性そのものや社会性を疑われたり、怪しさや胡散臭さを強調するだけなので、長く心理業界で働きたいのであれば黒歴史になるので、このような言葉を使うのはやめましょう。

専門用語を使う

専門的過ぎる用語

  • 量子力学
  • 波動
  • 周波数
  • プロダクトローンチ
  • フルエンゲージメント
  • メンタルタフネス
  • フルフィルメント
  • ホリスティック
  • ハイヤーセルフ
  • アカシックレコード
  • 音叉など

顧客が読んで「だから何?どういう意味?」と思うような文章は避けましょう。

専門用語を使うことで、専門性を誇示することはできますが、前項で記載したようにまず検索に引っかかりません。

論文や心理書から引用するにしても、専門用語はなるべく一般的な表現に変えてください。

その専門用語で検索するのは同業者とライバルになりますから、顧客目線で見ると自己満足に過ぎないと自覚することが大切です。

どうしても難しいものや病名などは、カッコの中に検索されそうなフレーズで簡単な説明を入れるなどの工夫をしてください。

最も重要なのは、顧客が読んでいてストレスにならない文章を書くことです。

明確で分かりやすい内容を心がけ、顧客にとって有益で、理解しやすい情報を提供することが大切です。

Re:flecでは、現実的な起業計画を一緒に作ります

私たち夫婦が運営するRe:flec(リフレク)は、ひとり起業を目指す人のためのビジネススクールです。

私たちは、2015年からRe:gene(リジェネ)というモラハラ解決専門の事業を夫婦で運営してきました。

その10年間の経験を活かして、2024年にRe:flecを立ち上げました。

私は発達障害がありますが、自営業を続けることができています。

妻は喘息持ちで虚弱ですが、10年間事業を継続してきました。

私たちの事業は、NHK、週刊文春、Abema、産経新聞など、多くのメディアにも取り上げられました。

私たち自身が、何年も迷走し、失敗を繰り返しながらも、自営業を続けてきた実績があります。

だからこそ、同じような課題を抱える人たちのサポートができると考えています。

Re:flecでは、こんな方を対象にしています:

  • カウンセラー、コンサルタントになりたての人
  • 発達障害、もしくはその傾向があり、会社勤めがしんどい人
  • 体が弱くて虚弱なため、フルタイム勤務が難しい人
  • 対人関係が苦手で、ひとりで仕事をしたい人
  • これらに当てはまらないが、単にひとり起業をしたい人

Re:flecでは、現実的な起業計画を一緒に作ります。

24時間の過ごし方を一緒に考え、目標を一緒に設定し、無理なく続けられる計画を一緒に立てます。

一人では漠然としていたものが、一緒に作ることで具体的になります。

一人では続かなかったものが、一緒にやることで継続できるようになります。

もし、あなたが起業を考えていて、でも計画の立て方が分からない、一人では続けられない、と感じているなら。

私たちと一緒に、現実的な起業計画を作りましょう。

この記事を書いた人

経験と専門性

  • 夫婦でモラハラの問題を克服した専門家
  • ASD・ADHDの混合型診断済み
  • モラハラ加害者としての更生を実現
  • 週刊文春オンラインで連載で加害者心理と更生過程を完全公開

臨床経験(2010年〜)

カウンセラーとして幅広い支援経験

  • 公的機関での生活保護・生活困窮者自立支援
  • 福祉施設での精神疾患・発達障害者支援
  • うつ病の方の復職支援
  • 元受刑者・薬物依存者への更生支援
  • ひとり親・DV被害者相談
  • 企業内パワハラ相談
  • 自助グループ・セミナー開催

メディア掲載実績

新聞・雑誌掲載

  • 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
  • 産経新聞(2021年9月)
  • 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
  • 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
  • ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)

テレビ・ラジオ出演

  • NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
  • KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)

全国11媒体でモラハラ解決の専門家として紹介

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

レッドオーシャン自体は悪いことではありません。

すでに成功している競合がいるということは、ニーズがある市場だという証拠です。

成功パターンも見えるので、良い部分は取り入れるのが集客への近道です。

ただし、そのままやると埋もれるので、ライバルがしていない部分を独自性としてアピールすることが生き残る鍵になります。

起業初心者のカウンセラーは、無理にブルーオーシャンを探して迷子になるのではなく、レッドオーシャンの中で自分の強みを見つけ、顧客に選ばれるポジションを確立していきましょう。

もし、あなたが起業で悩んでいたり、計画の立て方が分からないと感じた場合は、ぜひ私たちにご相談ください。

あなたのビジネスが一日でも早く軌道に乗るように、リフレクが全力でサポートさせていただきます。 

些細なことでも構いませんので、一人で抱え込まずに気軽にご連絡くださいね。

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まずはお友達登録をして、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!

MAIL

info.reflec.ota@gmail.com

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