発達社長の歯を食いしばる日記|ひとり起業家のストレス管理術
今回は、自営業を続ける中で、私が定期的に経験している「突然動けなくなる日」について書きます。
2日前も、記事を書こうとした瞬間に言葉が出なくなり、動悸まで起きました。
自営業には、会社員のような業務の終わりがありません。
自分の働きが、そのまま収入に直結します。
だから私は、常に仕事のことが頭から離れません。
これ自体は、自営業を続ける上で必要な感覚だと思います。
ただ、私のようにオンとオフの切り替えが下手だと、今回のような事態に陥ります。
発達特性がある人は身体感覚が鈍く、自分の疲労度に気づきにくい傾向もあります。
私は過去に過労がたたり、重度のメニエール病で数ヶ月、寝たきりになった経験があります。
また、次に倒れたら前回のように社会復帰できないのではという不安を、今も抱えています。
それでも、ギリギリまで自分を追い込んでしまいます。
この記事で伝えたいのは、限界になる前の黄色信号のサインに気づくことの大切さです。
心と体が限界まで達すると、自分の意思では立て直せなくなります。
だからこそ、その手前で対処することが、心身の健康を保つ方法だと思っています。
私自身は、その対処法として、コーピングという考え方を取り入れています。
これから一人で事業を始める方にも、すでに始めている方にも、自己管理の方法論として、私の失敗事例を参考にしていただけたらと思います。
2日前に起きたことと、そこに至るまでの2ヶ月、そして自分なりの立て直し方を、そのまま書いていきます。
なお、ここから先の本文は、あえて言い切り型で書いていきます。
その方が伝わりやすいと思うからです。
少し文体が変わって戸惑うかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。
もくじ
2日前に突然動けなくなった
この日は、いつも通りカフェに行った。
頭が回らない感覚はなく、むしろ「今日は普通だ」と思っていた。
毎日つけている日誌はスムーズに書けたし、調子が悪い日特有の、あの感覚もなかった。
ただ、リフレクの記事を書こうとした瞬間、言葉が全く出なくなった。
同時に、動悸が急に激しくなった。
これはおかしいと思い、すぐにカフェを出た。
その足で、半年ぶりにひとりカラオケに行った。
それでもイライラは収まらず、結局、家に帰ってひたすら寝た。
少しはマシになったが、その後、妻とカフェで話していると、さっきのイライラがまた出てきた。
妻を自宅に送り、今は一人で作業をしている。
高ストレスになると出現する私の危険のサイン
自分の状態を振り返ると、いつも同じサインが出ている。
心理面(思考・認知)
- 今やるべきことが頭の中で整理できない
- 昼食やカフェ選びで異常に迷う(普段は迷わないのに)
- 単純なことをすぐ忘れる(次の作業、思いついたアイデアなど)
- 記事を書く意味を疑ってしまう
- 頭が真っ白になる(ADHD特性込みのブレインフォグ)
- 布団に入ってもすぐ眠れない(普段はすぐ眠れるのに)
感情面
- 聴覚過敏が強くなりイライラする
- 普段は浮かばないネガティブな考えに支配される(集客できなかったらどうしよう、など)
- お笑い番組を見ても笑えなくなる
- 些細なことでイライラしやすくなる
身体面
- 肩こりと頭痛が普段以上に悪化する
- 耳鳴りとめまいがひどくなる(メニエール病の影響)
- 脳疲労が限界になると12時間以上眠る
- 過食になる(普段の倍食べても満腹感がない)
- 胃に来る(タケキャブを服用。メニエール病で倒れてからの3年は、人生で初めて便秘になった。それまではずっと快便だった)
- 睡眠時間が5時間前後の状態が3日以上続くと、赤信号だと思っている
行動面
- やるべきことを先延ばしにする(ADHD特性)
- クライアント以外は誰にも会いたくなくなる
- 趣味より仕事を優先しようとする
- 1記事の作成にかかる時間が、以前よりずっと長くなる
- 普段は気にならない物音(食器を洗う音、隣の客の会話)が異常に気になる
- 甘いものを欲する(普段はブラックコーヒーやストレートの紅茶で十分なのに)
- 言葉が瞬発的に出なくなる(妻の「あれなんだっけ?」にすぐ答えられない)
- 妻に「そんな話より仕事の話をしてくれ」「結論から言ってくれ」とイライラをぶつけてしまう
- 危険な状態まで進むと、YouTubeのショート動画しか見られなくなる
- 本が読めなくなる
- 録画した番組(水曜日のダウンタウン、さんまのお笑い向上委員会、マルコポロリ)も見られず溜まっていく
この2ヶ月間は実は限界に達していた
気分転換のつもりが、気分転換になっていなかった
24時間制のジムに登録しているが、この2ヶ月で3回しか行けていない。
人がいる時間は避けたいので深夜に行くしかないが、仕事終わりでは気力が湧かず、そのまま家に帰ってしまう。
10日に一度は、妻と美術館やライブ、怪談を見に行っていたが、その後は必ず一人で執筆作業をしていた。
完全にオフの日は、実はなかった。
先週、妻と博物館の「大絶滅展」に行ったが、私は全く楽しめなかった。
文字を読み込む必要があり、美術館のように前情報なしで楽しめる展示ではなかったからだ。
気分転換に行ったはずが、逆にストレスが溜まった。
今までなら「遊びに行ったこと自体」を気分転換だと思い込めていたのに、今回はそう思えなかった。
ライフワークの再開と、タスク過多
8月中旬から、妻と週2回のラジオ番組を始めた。
夫婦ともにラジオが好きで、2019年から1年間、インターネットラジオをやっていた過去がある。
あの時はコロナ禍もあり終了したが、ずっと再開したいと思っていた。
以前は本番前にカラオケボックスで3時間のリハーサルを3回ほどしていたが、今はそれをしなくても言葉が出るようになった分、リハーサルにかかる労力は減っている。
とはいえ台本作りと多少のリハーサルは必要なため、番組自体が新しく増えたタスクとして、以前(ラジオをやっていなかった頃)より全体の負荷は増えているのは事実だ。
さらに、今後はYouTubeでの発信を本格化させようとしていて、その準備も進めている。
機材は揃っているが、編集の手間と外注コストを考えると、自分たちでやれる部分はやりたい。
先送りになっているストレス
リフレクの記事を100本ほど書いてからKindle本を出そうと思っていたが、現状60本ほどしかない。
記事数が足りないことと、出版が先送りになっていること、この二重のストレスがある。
8月には雑誌の取材があり、質疑応答リストの作成と、その練習にも時間を取られた。
取材してもらえること自体はありがたいが、他のタスクが後ろ倒しになるのはストレスだった。
想定外の負荷
7月にAbemaの生放送に出た際、誹謗中傷が多かった。
私自身は気にしていないが、妻が落ち込んでしまい、そのメンタルケアと、周囲が勝手にイライラして反応してくることへの対応も、地味に面倒だった。
天候の影響
雨の日は、メニエール病の影響でめまいや頭痛がひどくなり、倦怠感も強くなる。
頭が回らないままカフェに行き、それでもタスクはこなさなければと思って作業に取り組むが、書けずにネットサーフィンをして時間を無駄にし、自己嫌悪に陥る。
この悪循環が、この2ヶ月で何度も起きていた。
お笑いのライブを見ていても、頭の片隅にはずっと仕事があり、オンオフが切り替えられていなかったように思う。
寝る前に、幼少期に見ていた80〜90年代の野球や音楽、プロレス、格闘技の動画を見始めると、抜け出せなくなることがある。
懐古主義というより、現実逃避に近い感覚だ。
その瞬間は仕事を考えずに済むが、沼から戻ってこられなくなるのも、それはそれで問題だと思っている。
どうやって緩和したのか
イライラしている時は、めっちゃ深呼吸をする。
マインドフルネスの一種だが、これだけで動悸が落ち着くこともある。
軽度の不調であれば、それに加えて一人になり、自分のしたいことをして、食べたいものを食べれば大体落ち着く。
ただ、今回はそれでは足りず、一人でスーパー銭湯に行き、ヒトカラにも行った。
猫カフェにも足を運んだ。
結婚してから、ずっと家で猫を飼っているが、猫カフェ自体は結婚後、初めて行った。
ここでも、少し癒やされる感覚があった。
これらを重ねて、少しずつ緩和していった。
この記事を書いた人
経験と専門性
- 夫婦でモラハラの問題を克服した専門家
- ASD・ADHDの混合型診断済み
- モラハラ加害者としての更生を実現
- 週刊文春オンラインで連載で加害者心理と更生過程を完全公開
臨床経験(2010年〜)
カウンセラーとして幅広い支援経験
- 公的機関での生活保護・生活困窮者自立支援
- 福祉施設での精神疾患・発達障害者支援
- うつ病の方の復職支援
- 元受刑者・薬物依存者への更生支援
- ひとり親・DV被害者相談
- 企業内パワハラ相談
- 自助グループ・セミナー開催
メディア掲載実績
新聞・雑誌掲載
- 週刊文春オンライン(2024年11月 3記事連載)
- 産経新聞(2021年9月)
- 神戸新聞 まいどなニュース(2021年3月)
- 中日新聞 ねぇねぇちょっと特別編(2021年12月)
- ウレぴあ総研 ハピママ(2023年7月 3記事掲載)
テレビ・ラジオ出演
- NHK「ほっと関西」(2021年11月出演)
- KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(2021年9月出演)
- ABEMA『秘密のママ園』様 2026/4 #12ママのモラハラ化問題!出演
- ABEMAPrime(アベプラ)様 2026/7/13出演
- ABEMAPrime(アベプラ)様 YouTube版はこちら
まとめ
今回は、私が高ストレスになった時に起きたことを、そのまま書きました。
克服できているわけではなく、今も定期的に繰り返しています。
同じように、頑張っているのに動けなくなる日がある方に、少しでも「自分だけじゃない」と思っていただけたら、それで十分です。
あなたのビジネスが一日でも早く軌道に乗るように、リフレクが全力でサポートさせていただきます。
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